国道旧20号線沿いに果樹園を栽培していた昭和38年ごろに、直売を始め観光園をスタートしました。
この地、一宮町は果樹栽培に適した気候・風土に恵まれ、特にももは長い栽培の歴史があり、いちのみやの桃としてブランド化されています。
その高く評価された桃は、品種の特性上、ひもちの悪さや、傷みやすいことなどがあり、観光の対応等は始めた当初はとても困難でした。しかし、大黒園の桃をより多くのお客様に喜んで頂く為に、様々な配慮をし、園でとりたての美味しい桃が食べられる様にもも狩りを開始して、お客様に桃畑へ足を運んでいただけるようになり、さらに宅配便の普及により、産地直送も拡大して、今では遠方のお客様にも美味しいももを提供できるようになりました。
当園の特徴として、ももは7月上旬から9月上旬まで収穫期間はあるが、品種ごとの期間は短く、収穫量にも波があり、ピークは短いため、多くの品種を取り入れて谷間の期間を少なくするようしています。
また、ぶどうの品種はデラウェア・ネオマスカット・ベリーA・甲州が主力の栽培品種でその後、巨峰やピオーネが加わり、時の流れの中で品種の栽培を増やしています。
今三代に渡り、安心・安全に食べていただける美味しいくだもの作りに日々努力して、お客様に喜ばれるよう、がんばっています。是非、私達の愛情・思いがこもった果実を味わいに山梨一宮までお越し下さい。